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【高校生・大学生 募集中】学生と企業の共創プログラム AI時代に必須能力を身につける3ヶ月「シードイノベーション部」

生成AIの登場で、簡単にアイディアや解決策を得られる時代になりました。しかし、一方でAIと共存するためにも、私たち人間に求められる能力とは一体何でしょうか。

それは、課題設定力(問いをつくる力)です。

「正解を探す時代」から「問いを立てる時代」へ

現代は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った「VUCA」の時代と呼ばれ、将来の予測が極めて困難になっています。AIをはじめとする技術の指数関数的な進化、市場の成熟と顧客価値観の多様化、そしてSDGsに代表される社会課題への意識の高まりなど、私たちを取り巻く環境はかつてないスピードで変化しています。

このような時代において、過去の成功体験や既存のフレームワークに基づいた「課題解決」だけでは、持続的な成長は望めません。なぜなら、与えられた課題を効率的に解く能力(課題解決力)は、AIの得意領域となりつつあり、その価値は相対的に低下していくからです。

今、企業そしてビジネスパーソンに求められているのは、そもそも何を解決するべきなのか、という「真の課題」そのものを見つけ出す「課題設定力」です。多くのイノベーションが、これまで誰も気づかなかった、あるいは見過ごされてきた課題を的確に捉えることから始まっています。

しかし、多くの組織では、ソリューション(解決策)ありきの議論が先行し、最も重要な「問い」を立てるプロセスが軽視されがちです。本プログラム「シードイノベーション部」は、この現状を打破し、イノベーションの「種(シード)」となる良質な問いを立てられる人材を育成することを目的として設立します。

課題設定力が「未来を変える」

逆に、課題設定力があれば、あなたはAIを「相棒」として活用することができます。誰も気づかない本質的な課題を見つけ、解決へと導く力は社会がこれから求められる能力です。忙しい今だからこそ、このスキルは効率的で価値あるものに変える機会になります。もし迷っているなら、行動を。新しい自分を手に入れましょう。

高校生×大学生×県内企業の共創プログラム

シードイノベーション部は高校生×大学生×県内企業が協働し、イノベーションの源泉となる「本当に解決しないといけない課題」を発見・定義し、新たな価値創造を牽引できる人材を育成するプログラムです。

デザイン思考、ロジカル思考、システム思考の思考法を学び、課題を論理的に俯瞰的に考えながら、ヒトを中心に考えることができます。これによって、本当に解決しないといけない課題を特定することができます。

このプログラムを通して、以下の力を養うことができます。

企業が抱える課題の潜在的なニーズ等を的確に捉えることができる。

物事の本質を構造的に理解し、課題を多角的な視点から再定義するスキルを身につける。

観察と洞察に基づき説得力のある「解くべき問い」を設定し周囲を巻き込むことができる。

④ 不確実性の高い状況下でも、仮説検証を繰り返しながら主体的に行動できるイノベーティブなマインドセットを習得する。

ぜひ、シードイノベーション部へのご参加お待ちしております。

プログラム概要

日 程:

  1. ① 12月1日(月):オリエンテーション
  2. ② 12月15日(月):デザイン思考
  3. ③ 12月22日(月):ロジカル思考、システム思考
  4. ④ 1月13日(火):課題設定
  5. ⑤ 1月19日(月):中間発表
  6. ⑥ 2月2日(月):発表準備
  7. ⑦ 2月11日(木/祝):最終発表

時 間:①〜⑥17:00〜19:00(⑤は18:30まで)、⑦10:00〜12:00

場 所:宮崎オープンシティ推進協議会

参加費:無料

申込み:https://forms.gle/iUZWKuTURgu9Zm759 (googleフォーム)

定 員:20名(高校生10名・大学生10名)

主 催:宮崎オープンシティ推進協議会

後 援:宮崎市

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