11月モーニングセミナー②

マンスリーモーニングセミナー11月は「香りで日々の暮らしを豊かにする─心と体の巡りを整えるアロマケア講座」。「アロマの香りで心と体を巡らせる。香りのセルフハンドケア」を開催（※このセミナーはMOCサポーターによるチャレンジセミナーとなっており、月ごとに講師が変わります。）

今回の講師は前回に引き続きアロマトリートメントのサロン&スクールAlohaの滴オーナー野﨑まさえさん。15年前に自身の体の不調からアロマと出会い、日々実践していく中で心と体が整っていったことをきっかけにアロマの学びに興味を持つ。その後サロンにて、アロマトリートメントやリフレクソロジーなどを担当することにより、ボディケアについても経験を重ねている。自宅サロン10年目。
現在はお客様へのトリートメントのほか、リンパトリートメントやオーガニックフェイシャルの手技をお伝えするスクールを開講されています。

今回のセミナーでは、アロマを使ったセルフハンドケアを通じて心と体を癒す方法が紹介されました。
まずはご自身の状態を知るために各自チェックを行いました。項目がプラスの言葉で綴られており、
穏やかな心持ちで自身を内省する時間となりました。

【セルフハンドケアの目的と効果】
• 自分の手で自分に触れ、自分の体と向き合い、自分を大切にする時間を持つこと。
• 手を優しく温かく包むだけで、気持ちが穏やかになり、緊張がほぐれてリラックスし、癒される。
• リラックス効果、血行促進、質の高い睡眠、脳の活性化（認知症の予防、記憶力の向上）。
• セロトニン・オキシトシン（幸せホルモン）の分泌を促す。

【ハンドケアの基本】
1. アロマオイルの希釈: 精油（エッセンシャルオイル）は直接皮膚に塗布できないため、
　キャリアオイル（ホホバオイル、ココナッツオイルなど）で希釈して使用。
2. 深呼吸: アロマの香りを嗅ぎながら、3回深呼吸を行う。
3. ツボ:東洋医学に基づき、生命エネルギーである気と血が流れる道「経路」
   反射区:手や足裏にある末梢神経が集中したエリア
4. アロマ成分のルート

【ハンドケアの禁忌（注意点）】
• 急性の炎症、熱を伴った腫れや痛み、皮膚の炎症がある時
• 伝染病の疾患
• 妊娠初期や中期
• 手術後など

　セルフケアの基本を学んだ後、香りの異なる2種のオイルから自分の今の状態に合うオイルを選び
各自ケアを行いました。アロマの香りが会場に広がり大変気持ちの良い空間。日常生活にアロマを取り入れることは、自分自身を整える一つの方法だと知れて大変貴重な機会となったようです。

セミナー後は、うつわセレクトショップ＆カフェ「Toé(とえ)」重富さんにお食事ご準備いただきました。うつわセレクトショップ＆カフェ「Toé(とえ)」は宮崎市佐土原町に今年5月にオープン。築約50年の祖父母宅をリノベした洗練空間で、工芸作家の器のセレクトショップとカフェを併設されています。
庭園鑑賞も楽しめ、器の使用感を体験しながら、「うつわコーディネート」の楽しさを発信。今後イベント会場や店舗の装飾、ブース展示、古民家リノベ業の事業展開も考えておられます。今回はアロマ講座ということでお店で通常提供されているメニューにアレンジいただき、ハーブを取り入れたメニューを考案いただきました。施設のオレンジに合わせた鳥の横顔に似た極楽鳥花をご準備いただき、朝のすがすがしい空間に華やかさがプラスされていました。

参加者からは、選び抜かれた器に盛り付けられた五感を刺激する食事と楽しい会話に癒され幸せな朝のスタートが切れた、セルフハンドケアが日常生活でも気軽にできる素敵な体験だったという感想が寄せられました。

今後の予定としては
• 来年1月に篠笛奏者　物部聖子さんによる篠笛ワークショップを予定しています。

篠笛…竹に穴をあけたシンプルな日本の横笛。古くから童話やお囃子などの演奏に
使用されています。

篠笛って何？前から興味あるけどちょっと難しそう？という方にも、まずは篠笛に
実際に触れて体験することのできる貴重な機会です。
一年の始め、一日のスタートに心地よい笛の音色からスタートしてみませんか。

申し込みはこちらから