PROJECT

「生鮮品配送実証プロジェクト」事業紹介&交流会

宮崎の“今朝とれた魚”が、数時間後には東京の駅近で販売されている

MOCは昨年度からソラシドエアさんと連携し、「ソラチョク便」の実証実験に取り組んでいます。昨年MOCは宮崎市東京事務所と連携しソラシドエアさんの「ソラチョク便」を活用し、宮崎のカツオを首都圏の高級ホテルへ即日配送する実証実験を実施しました。

結果は、鮮度の差が明確に現れ、商品価値も高評価。しかし配送料がネックでした。今年度はその課題をクリアすべく当日配送ルートの定期化・ビジネス化を目指し、丸哲水産、テロワール九州、ソラシドエアとの連携を加速。混載による100kg以上の物量確保を目指すことで配送料のコストダウンにチャレンジしています。

また東京側の配送はeff社と連携し効率化へ。eff社の販売網と合わせさらにこの取り組みを広げるため、5月13日に現在のメンバーに加え混載希望事業者向けの説明・交流イベントを開催いたしました。東京→宮崎の復路活用も視野に入れ、首都圏の仕入れ希望者も募集中です。

空輸と連携した独自の配送網、そして地元商社や物流企業の知恵と熱意によって、「鮮度の常識」が変わろうとしています。

宮崎では“あたりまえ”に食べられている魚や野菜が、東京では知られていない、食べられていない。その「見過ごされた豊かさ」に、改めて気づかされました。私たちはまだ、本当に美味しい魚の価値に気づいていないのかもしれません。

今後の「ソラチョク」大きく広がってまいります。ご期待ください。

活動レポート一覧